こんばんは、つるあしです。
調子に乗って2回目の記事です。前回よりはためになる話かと思います。
あいかわらず殿堂レギュのカードに触れていきます。11月は池袋の大会で手一杯というあなたも息抜きのつもりで見ていってください。また、有識者は「そういえばこんなカードあったなー」くらいの気持ちで見ていただければと思います。
さて、今回は個人的に殿堂で気になったカードの紹介です。この時点で読む気が失せた人はどうぞタブを落として優雅なひと時をお過ごしください。また、個人的意見であり僕自身もほとんど実力は無いので「変なやつが変なこと言ってるぞ」程度の認識で大丈夫だと思います。
まずは普通に有名どころの紹介から。
ハマナのリサーチ
テキストはスタンレギュのだいすきクラブとはかせの手紙を足して2で割った感じですね。実はこの足して2で割った感じがなかなか強いんです。サーチ枚数はポケモンコレクターに劣りますがこのカードの強みは序盤、中盤、終盤においてスキのない点です。例えて言うなら白米みたいなカード。どんなデッキにも入るカードだと思います。殿堂ポイントもないので入れておいて損はないといっても過言ではないでしょう。
効果的に中盤~終盤で使いたいカード。素で使っても最大10枚引けます。この時点でだいぶ壊れカードなんですが…。勘のいい人ならわかると思いますがそこにベンチが8匹になるカードがあるじゃろ?というわけでスカイフィールドを展開すると最大16枚引けます。アホか。
とは言っても結局はベンチ依存。序盤に手札に来ると結構困ります。入れる枚数はデッキと相談で。
最初のターンに使いたいカード。これでハイパーボールやらサーチャーやら流された日にゃもうやってられませんわ。大体1~2枚くらいは引ける感じです。序盤に使うとNよりも刺さることが多いです。グッズロックと合わせるとより優秀なドロソに。
まぁこの辺は知ってる人も多いかと思います。もっと有能なカードはいっぱいあるんですが今回の趣旨とそぐわないので割愛。
「こんなありきたりなカードを紹介するために記事なんか書いたんか?」(心の声代弁)
ご安心を。ここからが本編です。
(あ、一応今回紹介するカードは全て殿堂ポイントが無いことをここで伝えておきます)
まずはこのカードをご覧ください。
パルキアG Lv.X
見ていただきたいのはポケパワーの部分です。簡単に言うと
「ベンチが4匹以上いたら3匹にしてね❤要らんカードはロストゾーンに置いてね❤」
と書いてあります。
この時代のカードを知らない方向けに説明を。ロストゾーンとはサイドの外側にあり、置かれたカードはゲーム中、二度と触れることができない(言葉の綾だぞ)場所を指します。要するにゲームから除外されたカードが置かれる場所みたいな認識でOKです。
これだけでも強いことがわかると思います。トラッシュから手札や山札に戻すカードはあってもロストゾーンからカードを戻すことは出来ませんからね。しかし、ヤバいのはこんなことじゃないんです。これを見ていただきましょう。
なんじゃこりゃああああああああああああああああああ!!!!!!!!!
はい、カードゲームでおなじみの特殊勝利宣言です。スタジアムは場に出したときから効果が使えるので、相手のロストゾーンにポケモンが6枚あったら、手札からこれを出して「僕の勝ちです」と言うだけで勝てます。どんなにサイドを取られていようがどんなに盤面がキツかろうが勝ちになります。
さて、さっきのカードと組み合わせてみましょう。ロストサイクロンを使うと大体1~2体くらいはロストゾーンに送られます。このとき、進化ポケモンをロスト送りにするとロストワールドのカウントが大幅に進みます。そして溜まってきたらすかさずロストワールドを出して勝利を宣言。勝ちます。わーい。
うーん、強い。パルキアG Lv.Xになるのがちょっと大変ですがロストワールドが無くてもポケパワーの強さが桁違いですからね。ただ、ちょっと気を付けてほしいのは自分も対象だということですね。つまり、自分のベンチが4匹以上だったら3匹になるまでロスト送りしなきゃいけないということです。その辺はうまくベンチ管理をしてください。
このカードの存在に気付いた僕は殿堂でベンチを広げるデッキを使うのはやめました。どこからパルキア飛んでくるかわかりませんし。皆さんも十分注意してください。(杞憂かもしれないけどね)
お次はこちら。
PROMOカードになっていますが拡張パックでも収録されているのでそこそこ数はあるかと。(ただ値段はわからん) 基本的にポケパワーでサポートをする感じのポケモンで、効果は「前の番に自分のポケモンがきぜつしていたら山札から2枚引く」というもの。
たねポケモンでドロソになるカードは基本的に重宝します。ただ、シェイミやユクシーには殿堂ポイントがありなかなか入れにくい、なんてことがあるかと思います。
その点マイナンは使うタイミングさえ限られているもののハマナから持ってきた後でも使えますし、気絶する度使えますからカードもそこそこ引けます。HPが90以下なのでレベルボールで持ってくることができる上に倒されてもサイドは1枚しかとられない。
と、ここまで書くとその辺のセールスと変わりないですね。とにかく個人的にはお勧めのカードです。ガンガン殴るデッキには1枚入れてもいいかも。ただ、いかんせんそこそこ古いカードなので探すのは自己責任で…。
次はちょっと変わったカードを紹介。
夜の転送装置
まずそもそも、コインを投げるトレーナーやグッズは基本的に使われません。効果が1/2でしか発動しませんし。(どくさいみん光線は素が強いからいいけど) さらにこれに至っては効果も微妙です。使った後は手札が1枚になりますからね。
ん…?1枚…?
\ぜあああああああッ!!!!!/
マツブサ「解せぬ」
というわけでアオギリの切り札(もといマツブサの隠し玉)に繋げられるかなー、と思いました。ただ実際のところこんなもん入れるくらいならもっとましなカードを入れられると思います。夜転入りアオギリデッキを組んだら是非教えてください。
次はBWのカードから。
自宅のストレージからこいつを見つけたときはびっくりしました。「いたなぁこんなやつ」と叫んだほどですから。見ればわかると思いますが2エネ100ダメージは現環境でもそこそこの火力です。(ただし行進、テメーはダメだ) ただ、強いワザですから当然制約があります。その制約は、
「ベンチポケモンが5匹いないとワザが打てないよ ♪」
なめてんのか。
いや、申し訳ありません。あまりのゆるさについキレてしまいました。
実際ベンチを埋めるのは結構大変です。要求エネが炎無なのでサポートには鍛冶屋を使いたいですし、そうするとやはりこの制約は妥当かなと思います。よかったよかった。
ここで改めてビクティニというカードを見てみましょう。こいつは炎タイプのたねポケモンです。ということはボルケニオンEXのスチームアップの恩恵を受けます。最大火力は2エネで220。しかも倒されてもサイドは1枚しかとられない。…まじかよ。
というわけでノリノリで作ったんですがやはりベンチを埋めるのがきつかったです。炎デッキにするとなおさらきついですね。自分の組み方に問題があるかもしれないのでビクティニが弱いとは言いません。ビクティニボルケニオンでのジムバトル優勝報告が見られるを楽しみにしています。
最後は2枚一気に紹介。
ちょっとテキストが読みにくいと思います。シンボラーの方は特性アイテムボックスでポケモンのどうぐが4枚付けられます。(普通は1枚) ヤブクロンはワザどうぐおとしでお互いの場のポケモンに付いているポケモンのどうぐの数だけ火力が上がります。
このコンボ(というか組み合わせ)は実はこの当時にも流行っていました。殿堂レギュだと次元の谷でヤブクロンが超1エネで殴ってきますし、アンノーンQを入れてどうぐを付けやすくすることもできます。さらにいのちのしずくやジャンクハントも使えるのでより倒しにくくなっていると思います。
さらに恐ろしいのは今の環境をやっている人はほとんどの割合でびっくりメガホンよりフィールドブロアーを使っているということです。当時はヤブクロンが流行ってきたあたりでメガホンが出たのでヤブクロン対策として1枚は積んでいた(はず)のですが、今は圧倒的にブロアーの方が使いますよね。おそらくどうぐを二枚はがしたぐらいじゃヤブクロンは止まらないと思います。
殿堂レギュでどうぐはがしを入れるならメガホンをお勧めします。基本的にはデッキと相談なのでスタジアムもはがしたい、ヤブクロンなら何とかなるといったデッキにはブロアーでも構わないと思います。(おお、なんかポケカのブログっぽいコメントだ)
というわけで今回の書きたいことは大体書けました。書いていて「これ意味わかるのかなぁ?」と思う箇所はいくつかありましたが、そこそこわかりやすく書いたつもりです。相変わらずポケカやっていない人には意味わからん記事かと思いますが、楽しそうな雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。
僕はただのプレイヤーにすぎません。評論家でも研究者でもなく、さらには実力者なわけでもありません。それでも皆様の力になれればと思い記事を書いている次第です。
今回も自分の長ったらしい話に付き合っていただきありがとうございます。次回はおそらく学祭に参加してから記事を書くかと思います。次回はもっとましな記事が書きたいなぁ。
それではまた。