「二〇一八年、世界はポケカの炎につつまれた!」
「ストレージは枯れ、スリーブは裂け……」
「あらゆるカードが売り切れたかに見えた……」
「だが…」
「DPレギュは死滅していなかった!!(ドオオーン)」
こんばんは、つるあしです。
今回はDPレギュレーションの話です。殿堂ではありません。先程、トレーナーズウェブサイトでDPのデッキを作ってレギュレーションチェックをしたら「殿堂ポイントが8ポイントあります」とか言われて焦りました。
ちなみに、なんでこの記事を書いているかというと、僕が「DPレギュやりたいやりたいやりたいやりたい~!!!!」と叫んでいたらとあるオタクに「デッキ組んだからやれるよ」と言われたからなんですね。あとうちのサークル員がDPレギュに興味を示したってのもあります。そこで今日はDPレギュレーションの良いところとマズいところを紹介したいと思います。
良い点
カードが安い
まずはこれですね。安い!
ポケモンカードにはレギュレーションというものが存在し、現在のスタンダードレギュレーションではサンムーンのカードしか使うことが出来ません。その他のXYやBWのカードはエクストラレギュレーション、LEGENDやDPのカードは殿堂レギュレーションで使用することが出来ます。前者はチャンピオンズリーグなどの大会があるためじわじわと需要が増えてきましたが後者は今、全くと言っていいほど需要がありません。そのためカードショップでは叩き売りされていることが多いです。「ポケカを始めてみたはいいけど高くてカードが買えない!」という人にも優しいレギュレーションとなっています。
比較的落ち着いたゲームバランス
僕がDPレギュに思いを馳せる最大の理由と言っていいでしょう。
DPレギュにはGXやEXといった”たねで高HP高火力”のようなカードはほとんどありません。目安として、大体の2進化ポケモンのHPが120~130くらい、火力は「2エネで60ダメージ!?強えええええ!!!!」とかいうレベルです。しかもほとんどの弱点計算は×2ではなく+20などの加算式。今の人には信じられないかもしれませんが昔はこれくらいマイルドなゲームをしていたんです。おい、ミュウツーEX、聞いてんのか。
マズい点
置いてない
先程安いと述べましたが、それは置いてあった時の話です。基本的にカードショップにDPレギュレーションのカードはありません。当たり前と言えば当たり前ですよね、売れませんし。
ただ、売れないということはつまり他のプレイヤーにも需要がないということです。どういうことかと言うと、某中古屋等のストレージには見向きもされなかったDPのカードがゴロゴロしているかもしれないということです。僕は先日、エクストラのカードを掘りにBO〇K OFFに行ったら欲しかったDPのスタジアムが出てきて心臓止まりかけました(エクストラのカードはまるで無かった)。あと、最近はネットでなんでも買える時代ですから困ることはあんまりないかなと思います。
一部カードが壊れている
さっきと言ってること違うじゃねーか!
ハイ、その通りです。申し訳ございません。
たしかにDP5くらいまでは落ち着いたゲームが出来ていたんですが、破空の激闘あたりからおかしくなり始め、DPが終わるころにはヤバいカードがゴロゴロしてました。DPレギュレーションをやっていた人に向かって決して「おとす」とか「ぱっときえる」とか言ってはいけません。
やる相手がいない
一番の問題点です。デッキだけあっても戦えなきゃ意味がない。
こればっかりはどうしようもないですね。自分だけやる気があっても周りからは確実に白い目で見られます(実際見られました)。根気強く布教するか、ネットで募集をかけるか、自分のクローンを作るかしましょう。タイムスリップするのもいいかもしれませんね。
結論としてDPレギュレーションはやらない方が身のためです。確かに今とは違うポケモンカードが出来るのは魅力的ですが、それ以前にメリットが少なすぎます。サークルの先輩に誘われてもキッパリ断るようにしましょう。DPレギュ、ダメ。ゼッタイ。
というのは建前で、本当はDPレギュレーション流行らねーかなとか思ってます。
しばらくはちゃんとサンムーンレギュやります。近々エクストラをやるのだけれど。
それではまた。