わるいてぐせ

適当なことを適当な時に書きます

自作ボドゲの話

こんばんは、つるあしです。

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。僕は7月中クーラーを点け続けていたら電気代が通常の2倍になって野口が6人爆ぜました。皆様くれぐれも体調とお財布管理にはお気をつけください。

 

さて、6月くらいからクソブログの更新がしたいと思い、ネタないかなぁと思って過ごしていたんですが、なにもありませんでした。先人の面白ブログからもわかる通り、やはりネタは自分で手に入れろということですね(風俗レポは絶対にしないけど)。

というわけで(?)今回は自分で作ったボドゲの話をします。

 

 

 今年の春くらいに「ボドゲを作れたら楽しいだろうなぁ」等と思い日々を過ごしていたんですが、ふと天才的な閃きをしてしまいました。

そのきっかけがこちらの動画の8:14から始まる王様ゲームのくだり。

 

 

”1から5の数字と赤い印のついた棒が入っています。赤を引くと王様。普通の王様ゲームと同じです。”

見てもらえばわかるんですが、この王様ゲーム5人でプレイしている(と思われる)んですが"1から5の数字と赤い印のついた棒"が入っているんです。これっておかしくないですか?人数に対して棒が一本多いので棒が一本余ってしまいます。もし赤い印の棒が余った場合、誰も王様になれませんし、王様が指名した数字を持っていない可能性だってあるわけです。とんだガバガバ設計だな。

 

そこでつるあしは考えました。

 

「じゃあ、あえて棒が一本多い王様ゲームを作ったら面白いんじゃね?」

 

 というわけで出来たボードゲームが"悪霊ゲーム"です。

 

 

悪霊ゲーム

◆ゲームの説明

友人と幽霊屋敷に入ったあなたはその地の悪霊の逆鱗に触れ、追われることになってしまいました。悪霊は人に取り憑いたり、身を潜めたりしながらあなたの命を狙います。はたして生き残ることは出来るでしょうか?

 

◆プレイ人数

4~8人

 

◆使用するもの

人数分の数字が書かれたカード、悪霊カード、ライフトークン、人数分のスペルカード(後述)

 

◆ゲームの流れ

プレイヤー全員にライフトークンを7つ(人数によって適宜調整)とスペルカードを1枚ずつ配ります。ライフが0になったプレイヤーは死亡となりゲームから除外されます。

ゲームは主に3つのステップに分かれています。

 

セット:悪霊カードと数字カードが混ざった山札を各プレイヤーに配るまでのステップ。残ったカードは伏せた状態で置いておきます。

 

チェック:配られたカードを確認し悪霊が誰かをはっきりさせるステップ。数字カードが配られたプレイヤーは申告する必要はありません。もし誰も悪霊カードを持っていなかった場合、全員で誰も悪霊カードを持っていないことを確認し次のステップに移ります。

 

コール:悪霊が数字を指名するステップ。チェックステップで悪霊がいなかった場合は、このステップで配られていないカードを表にします。

 

 

この流れを最後の二人になるまで繰り返します。また、プレイヤーが一人脱落する度に最も大きい数字カードを除外してください。

 

【コールステップでの動き】

・悪霊になった人が数字を2つ指名します。指名された数字カードを持つプレイヤーはライフを1減らします。

・指名された数字の片方が配られていないカードだった場合、全員でその数字カードを持っていないことを確認し配られていないカードを表にします。その後、もう片方の数字のプレイヤーは悪霊のライフを2つ減らすか、新たに数字を2つ指名するかを選択し実行します。

・誰も悪霊カードを持っていなかった場合は全プレイヤーのライフを1つ減らします。

・連続で悪霊カードを引いたプレイヤーはライフを1つ減らします。

 

最後の二人のプレイヤーでの対決では配られたカードが悪霊だった場合、その時点でそのプレイヤーのライフが0になります。また、同時にライフが0になった場合は数字の大きいプレイヤーが勝利となります。

 

数字カードや悪霊カードについて嘘の申告をしていたことが発覚した場合、ペナルティとしてそのプレイヤーは即刻除外となります。

 

◆スペルカード

プレイヤーにはゲーム開始前に1人1枚ずつスペルカードが配られます。配られたカードは確認後、伏せて手元に置いておきます。このカードは決められたタイミングで1度だけ使うことができ、使用した場合は表にして手元に置いておきます。複数枚のカードが同時に使用された場合は文字数の少ない順に解決されます。

 

UP (コール):このステップ中、減るライフの量が1つ増える。

攻撃的なスペルカードです。例えば、悪霊カードが配られていない時にこのカードを使用すると全プレイヤーのライフを2つ減らすことが出来ます。また、プレイヤーに止めを刺すのにも使えます。

 

SHOT (セット):プレイヤー1人のライフを1つ減らす。

このカードは任意のプレイヤーのライフを減らすことが出来ます。セットステップで使用するのでTRICKなどのカードを使わせないようにすることが出来ます。強力なカードなので使うときは慎重に検討しましょう。

 

TURN (チェック):左か右を指定し、全プレイヤーは手札をその方向の隣のプレイヤーに渡す。

例えば、隣の人が悪霊カードを持っていた事がわかった時、あなたはこのカード使って隣の人の悪霊カードを手に入れることが出来ます。また、反対側の人には自分の持っているカードを渡すことになるので、コールステップでその数字を安全に選ぶことが出来ます。

 

GHOST (セット):悪霊カードを手に入れる。または、悪霊カードを配らないようにする。

このカードは山札が配られる前に使います。悪霊カードを手に入れた場合、このプレイヤー以外のプレイヤーに1枚ずつカードを配り、残りは伏せて置いておきます。また、配らないようにするときはあらかじめ悪霊カードを伏せて置いておき、それ以外のカードをプレイヤーに配ります。

 

TRICK (コール):自分のライフがなくなった時、最も順位の低いプレイヤーとライフを入れ替える。

他人の命を奪い1回だけ蘇るカードです。ライフが同じプレイヤーが複数いた場合、そのとき持っていたカードの数字が最も小さいプレイヤーと入れ替えます(悪霊カードの数字は0とします)。スペルカードの中で最も凶悪なカードと言えるでしょう。

 

CHANGE (チェック):配られていないカードを自分のカードと交換する。

このカードはチェックステップで使用するカードで、悪霊カードの確認をした後でも使うことが出来ます。あなたは配られていない悪霊カードを手に入れたり、自分の悪霊カードを交換し全プレイヤーのライフを減らしたりすることが出来ます。

 

PRESENT (チェック):配られていないカードをプレイヤー1人に渡す。

 このカードを使用すると悪霊が配られていない数字を言うことがなくなるため、自分が悪霊の時はコールのミスを防ぐことに使えます。また、他人が悪霊の時でも自分の数字を言われる確率を減らすことが出来ます。指名された数字カードをどちらも持っているプレイヤーはライフが2つ減ります(UPの効果はそれぞれに働きます)。

 

RECOVER (セット):自分のライフを2つ増やす。

このゲームで唯一のライフ回復です。使用することで約2回分の攻撃を相殺することが出来ます。使うタイミングに縛られないので非常に使い勝手の良いカードと言えます。

 

REFLECT (コール):プレイヤーに自分のライフを減らされる時、そのまま相手にはね返す。

このカードは悪霊に指名されたときはもちろん、自分が悪霊の時にコールのミスでライフを2つ減らされるときにも使えます。防御と攻撃を兼ね備えていますが使いどころが難しいカードでもあります。

 

 

◆特殊スペルカード

ゲームに慣れてきたら特殊スペルカードを追加してもいいでしょう。このカードはゲーム準備時に他のスペルカードと一緒に混ぜて配ります。プレイヤーに特殊スペルカードが配られた場合、即時に使用し中央に置いておきます。その後、そのプレイヤーに新たにスペルカードを配ります。以降、特殊スペルカードが配られた場合、そのカードを除外して新たにスペルカードを配ります。また、同時に2人以上のプレイヤーに特殊スペルカードが配られていた場合も同様に、それらのカードを除外します。

 

PAIN (開始時):ゲーム中、スペルカードを表にしているプレイヤーの減るライフの量が1つ増える。

このカードが置いてある時はスペルカードの使用に慎重になったほうがいいでしょう。また、この効果はステップの制限がないのでSHOTでライフを2つ減らすことも可能です。

 

OPEN (開始時):ゲーム中、スペルカードは表にしておく。使用したスペルカードは裏返す。

このカードが置いてあるときはTRICKやREFLECTなどのカードの使用が難しくなります。使用したスペルカードを裏返すのを忘れないようにしましょう。

 

LEAK (開始時):ゲーム中、1のカードを持つプレイヤーは手札を見せる。誰も1のカードを持っていない時は配られていないカードを表にする。

このカードが置いてあるときは積極的に攻撃系のスペルカードを使ったほうがいいでしょう。1が配られなかった場合、悪霊のコールのミスを防ぐ事ができます。

 

実際に作るとこんな感じになります(字が汚いのがばれる)。

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もうちょっとまともな紙で作りたいんですけど、まぁ素人だしこんなもんでしょう。

 

 

というわけで久々のブログ更新はオタクの自慢話(?)でした。よければ皆さんも作って遊んでください(言ってくれれば持っていきます)。あと、なにか不明な点、矛盾した点などがございましたら何なりとお申し付けください。

今は3つくらいボドゲの草案があります。どれも作るのが面倒なんで気が向いたらにします。作ったらちゃんとブログに書きますので楽しみにしていてください。どうせ忘れてるけどな!

 

 

次回の更新の目処は立ってません。多分交流会か合宿の話をするかと思います。

 

 

それではまた。