わるいてぐせ

適当なことを適当な時に書きます

デッキ備忘録:紫水の毒+α

こんばんは、つるあしです。


3日間に及ぶ学祭が無事終了しました。めとぽけのブースにご来場してくださった方々、本当にありがとうございました。特にカードのティーチングは大盛況で、ここまでカード人口が増加したのかと驚かされました。

 


さて、学祭では毎年(ただし初年度は除く)"接待"と称して一風変わったデッキを握ることにしており、今回もおもしろデッキを組みました。折角ですので学祭で使用したデッキを備忘録に残しておこうかと思います。

 

前回の学祭デッキはこちら。

tsuruashi.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

その前に、

ヤルカ!ポケカ!(DP) Part3

 

実は今年もDPレギュができるオタクが遊びに来たので、スタンダードデッキとハーフデッキを2個用意して遊んでいました。個別のカード紹介は省きますが、気になる方はデッキコードの方からカード詳細を見てください。また、現代ポケカにしか興味のない方は全く為にならないことが書いてあるので読み飛ばしてください。

 

関連記事はこちら。

tsuruashi.hatenablog.com

 

 

【スタンダードレシピⅠ:ジバコイルヒードラン yM33SE-PJbmJy-MXMpMM】

 

筆者が小学生のころから使っているデッキ。当時特別流行っていたわけではないですが、自分で考えて組んだデッキだったため思い入れがとても強いです。

ジバコイルLv.Xのワザ「サイバーショック」でトラッシュされるエネルギーを、ヒードランLv.Xのポケパワー「ねっぷう」で回収することにより、毎ターンノーコストで80ダメージ与え相手をマヒにすることができます。陰キャです。ポケモンのサーチとトランスに加え逃げるエネルギー無視まで搭載された隙のないデッキになっています。ただ、サポートの構成として縦引きカードを摘まなかったため、トレーナーのカードを引くのに苦労しました。ベンチがキツい構成なのでネンドールを置く枠がありません。ポケドロアー+やアンノーンRを積んで圧縮するのはアリだと思いました。

 

 

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【スタンダードレシピⅡ:だいえんじょう JxcxDx-MKB2FU-44x8JK】

 

高火力ワザを速攻で放つ猿の姿はまさに陽キャ。殿堂ポイントは19ポイントです(このポイントは基本的に高い方が強いぞ!)。

先ほどとはうってかわってこちらは縦引きを意識したデッキです。厚めに積んであるネンドールを主なドロソとし、速攻でゴウカザルを立てにいきます。ポケパワー「かえんのまい」を使い、コインが表なら山札から炎エネルギーを4枚、自分の場のポケモンに好きなように付けられるので序盤から高火力で殴りにいけます、アホか。山札を圧縮することに長けており、かつ「だいえんじょう」で山札が枯れない夢のようなデッキです。また、中身がわかりやすいデッキなので「はじめてデッキよりティーチングに向いている」という評価もいただきました。

 

 

【ハーフレシピⅠ:バシャーモバシャーモ VV5VFV-lTfHJ0-dFwvV1】

 

通称バシャバシャ、当時も使っていて懐かしかったので組みました。

ポケパワー「バーニングブレス」で相手のバトルポケモンをやけどにすればジェットシュートの打点が120に跳ね上がるため、先行2ターン目から2進化ポケモンを倒しに行くことができます。実際、当時のトップメタであるゲンガーカイリキーを破壊できたので満足でした。ヤミラミを後ろに下げるためのアンノーンQと、アカギの策略からサーチにつなげるためのSPレーダーは入れてもいいと思いました。プレイングが問われるデッキであり、デッキ自体もまだまだ改良の余地があると思います。

 

 

【ハーフレシピⅡ:ライブラリアウト JxcxDx-MKB2FU-44x8JK】

 

ハーフの醍醐味、デッキ破壊。DPのLOは破れた時空があるせいでより破壊的になっています。レシピはネットで拾ったDP4までのドサイドンLOにDPtのカードを入れて改造したものになっています。

基本的にドローはユクシーで行い、ドサイドンを立てにいくことを目指します。破れた時空があれば一瞬で相手の山札を3枚削れ、スーパーポケモン回収で回収すればさらに山札を薄くすることができます。また、トラッシュにあるスーパーポケモン回収はルリリのワザ「おとどけ」で拾うことができるので、序盤はユクシーアグノムを繰り返し使うのに割いても大丈夫です。アブソルG Lv.Xのポケパワー「やみにおくる」は3回コインを投げ、表の数だけ相手の山札の上からロストゾーンに送ることができます。アブソルGは死に出しやワープポイントでレベルアップさせることができます。ポケターンがあればさらに山札を掘れるので、かなり前のめりにLOを狙いにいくことができます。「マイのおねがい」は対象が1種類しかないときは確定で持ってくることができるので上手く活用するとかなり強いカードです。クイックボールはあたりはずれがあるので正直ダークボールでもよいと思いました。回しているとかなり楽しく中毒性があるので、興味があれば是非一度お試しください。

 

ゲートボールと称して持ち込んだDPデッキでしたが、思いのほかウケがよく楽しかったです。また機会があればどこかでやりたいと思います。

 

 

本題

さて、今回の学祭デッキではコイツを使うことにしました。

 

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誰?とか言わないでください。オルタージェネシスに収録されたドラミドロです。

目を引くのは上ワザ「どくばいよう」。どくのダメージが100になれば折り返しで200、ターンを返せば300とTAGTEAMも滅びる高火力を押し付けることができます。強い!

ただし、注意しなくてはならないのがその効果です。「どくならダメカンを10個乗せる」でも「ダメカンが10個乗るどくにする」わけでもありません。「どくならそのどくのダメカンを10個にする」です。つまりは相手のバトルポケモンが元々どくになっていないと決まりません。弱い。

SM環境で能動的にどくにできるのはワザを除くとそう多くはありません。特性に絞ると5種類しかなく、そのほとんどが場に出した時に使える効果です。ただでさえドラミドロが1進化なのに他のポケモンを立てている余裕があるのか怪しいですし、ベンチの枠も足りなくなります。初期案はウツロイドGXとサカキの追放を採用していたのですが、だったらキョウの罠でいいじゃんということに気が付きました。また、継続的にどくにするために満を持してダストアイランドを使うことにしました。以下デッキレシピになります。

 

 

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デッキコード【5VfVVd-kelDKZ-FVvVwV】

(なんかデッキコードにギザギザが多いな…)

 

ポケモン 15枚

ドラミドロ-クズモー

メインアタッカー(?)なので4-4。クズモーは1ターン目にセッティングを使うことを考慮して逃げ1のSM6クズモーを採用した。ワザでどくにできた方が強いが、このデッキは基本的にどくばいよう以外のワザを使わないようにしているのでこれでよかったと思う。

 

ウツロイド

締めで大活躍するポケモンだが、なぜか初手でバトル場に出ていても腐らず、相手のバトルポケモンをどくにできるのが偉い。逃げ1なのも推しポイント。

 

ジラーチ

キョウの罠を使うと他のサポートが使えない(マチスは入っていないので)ためドロソとして必要だった。グズマ&ハラでエスケープボードを持ってくることができるが、なぜかいっつもどくバリを持たせられている悲しいポケモン。ユニットエネルギーが入っているのでビンタが打てる。

 

オドリドリGX

縦引きドロソ。どくバリで殴られることが多いためかなり活躍した。どくばいようが1エネで打てるため、大抵暇なときにエネルギーを付けてワザを打てるようにしておいている。何度ダブル無色エネルギーを採用しようとしたかわからない。

 

アブソル-バリヤード

ダストアイランドを効率的に発動させる駒。アセロラを言われる機会が少なかったためバリヤードはあまり輝かなかった。アブソルがサイドに落ちてキツイ試合が多々あったため、アブソルを2枚入れてユニットをレインボーに変えダブル無色エネルギーを入れてもいいかもしれない。

 

ゴンべ

このデッキのMVP。「番返す時にきぜつする時に暇だしごちそうサーチ使うか」くらいのノリで入れたらめちゃくちゃ働いたポケモン逃げるために必要なエネルギーが0なので相手のアブソルに屈しない足代わりにもなった。ベイビィ系のポケモンは前から使いたかったのでこの機会に使えてよかった。

 

グッズ 19枚

ミステリートレジャー-ネストボール

セッティングがあるのでネストボールの数は減らしたが、ジラーチが呼べないので不便だった。3-3でもいいかもしれない。またはジラーチが超ポケモンになれ。

 

どくバリ-エスケープボード-Uターンボード

グズマ&ハラがあるので呼びやすかった。Uターンボードは1枚あると安心するので採用したが、実際エスケープボードでもいいかもしれない。ちなみにどくばいようした後にどくバリ持ちのポケモンを殴られるとどくが上書きされるので、気を付けてプレイしないとマヌケで負ける。

 

リーリエのピッピ人形

壁役。番を返したら相手がきぜつするときにバトル場に出しておきたい。一応ポケモンなのでどくバリを付けることができる。きぜつするとオドリドリの特性も使えるのであって困らないカードだった。

 

リセットスタンプ

キョウの罠を使いこんらんにした後、返し札が困るので2枚採用した。ゴンべで回収することがままある。

 

カウンターキャッチャー

グズマを使ってしまうとどくが直り、なおかつどくにできないので採用した。HP100以下のポケモンを呼んでキョウの罠でどくにしてどくばいようを使えばサイドを取ることができる、大変だけど。

 

フィールドブロアー

相手のボードを剥がすカード。Uターンボードの使いまわしもできる。

 

レスキュータンカ

1進化ポケモンデッキだが、4-4で採用されているので1枚に落ち着いた。2枚は多い。

 

ともだちてちょう

登録されている友達はキョウしかいません。キョウの罠を山札に返しましょう。

 

サポート 13枚

リーリエ

言わずもがな必要なドロソ。「たむけのまい」を連発するので終盤は腐るが、初動が爆発的に強いので4枚採用した。

 

オーキド博士のセッティング

1ターン目からたねポケモンを素早く並べられるカード。基本的にジラーチ、アブソルを並べることになる。アブソルを置くデッキに対してはゴンベを添えることで対策になる。

 

グズマ&ハラ

スタジアム、どうぐ、特殊エネルギーと必要パーツが全て揃うサポート。序盤〜中盤

に使えるとかなり回しやすくなる。正直2枚だと引けないが、3枚だと多い気がする。

 

キョウの罠

サブアタッカー、コイツがいないと何も始まらない。セットでついてくるこんらんが偉く、リセットスタンプからキョウの罠でワンチャンを生み出すことができる。始めは日和って3枚しか入れていなかったが、どくにできないと勝てないので4枚採用した。欠点はサポ権を失うこと。どくさいみん光線が使えるならそっちでいいです。

 

スタジアム 3枚

ダストアイランド

前からずっと気になっていたカード。効果を翻訳すると「逃げればどくは回復する」と書いてある。とはいえあると無いとでは圧倒的にパワーが違うので4枚欲しかったが枠がなかった。ごちそうサーチで戻しましょう(ごちそう探してゴミ溜め漁ってるの"深い")。

 

エネルギー 10枚

ユニットエネルギー

レインボーエネルギーとの択。先にも書いたがダブル無色エネルギーを採用しないならこっちでいい。実際、ドラミドロにダメカン1個乗ったところで確定数は変わらないだろうし。枚数的には基本エネルギーと合わせてこれで適切だと感じた。

 

 

序盤はジラーチでサーチ、ドラミドロが立ったらダストアイランドを張りキョウの罠を使ってどくばいようをします。ここで、HPが200以内なら返しできぜつするのでもう1体の準備を欠かさずに、TAGTEAM相手にはどくバリ持ちの贄を用意しましょう。終盤は相手のサイドが2枚になったらウツロイドで殴れないかを確認して立ち回ります。また、好きな時にカウンターキャッチャーを拾えるように山札を薄くしたり、ごちそうサーチを使うタイミングなどを計る必要があり、かなりプレイングを要求されるデッキであると感じました。

大体わかるとは思いますが基本的に非GXデッキはサイドレース的に不利です、ってか無理です。TAG相手でも勝てない場合があるので接待には向いているかもしれません。あとキョウの罠が刺さらない相手には勝てません。僕はキバゴに詰まされかけました

 

 

あっという間に終わってしまった学祭ですが、次回は2020年11月1日~3日に行われる予定ですのでお時間があれば是非ブースの方に遊びに行ってください。僕も多分行きます。

最後になりますが、学祭でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

それではまた。