今回のメインテーマです。
関連記事。そこまで文字数もないので未読の方は一度目を通しておくことをお勧めします。
こんにちは、私は趣味でよくふたなり本を愛用している者です。
あるとき、友人と猥談で盛り上がったとき、ふたなり好きであることを明かしたのですが、その友人に
「ホモなん?」
と言われてしまいました。
私は男色に興味はないので必死にその旨を伝えましたが、友人は私にその気があると信じて疑いません。
ふたなり好きな私はホモなのでしょうか……?一体どうすればいいのでしょう……?
(20代/会社員・男性)
こんばんは、つるあしです。
上のお便り*1からわかる通り、今回のテーマは
「ふたなり好きはホモなのか」です。
結論から申し上げると、それは否です。
用語の定義から見てみましょう。
【ホモ】
ホモセクシュアル(Homosexual)の略語で、本来、同性愛者という意味だが、男性同性愛者を指して使われてきた。もともと差別的意味合いを含んだ言葉ではないが、男性同性愛者に対して差別的文脈で使われることも多かったため、近年では「ゲイ」と言い換えるケースが多い。また「ホモ」という言葉自体が蔑称であるとする論者もいる。一方で言葉狩りだとの批判もある。
【ふたなり】
ふたなり(二成、双成、二形)とは、一つのものが二つの形状を持つことをいい、特に一人で男性と女性の性器を兼ね備えた、いわゆる両性具有を指す。はにわり(半月)ともいう。現代では主に(成人向けの)創作物における概念として使用される。
漫画やゲームの世界では、両方の性器が正常に機能する、完全な両性具有として描かれることが多い。また、その性器の配置に関しては作家によって差異はあるものの、男性もしくは女性のどちらとも言えない形にすることが多い。ただし、肉体のベース・外見・性格は女性であることが多い。さらに体質として、絶倫、巨根(極端なケースではオートフェラチオなどができるほどの大きさの場合も)、まれに性器自体が柔軟、性器が複数ある(複根)、精液の量が異様に多いというケースもある。みさくらなんこつが描くアニメ・漫画が有名。
上記定義に則り、ここではホモを「男性同性愛者」、ふたなりを「先天的有男性器女性」とします。
文字通り、ホモは男性が男性を好きになった場合に当てはまる言葉です。それに対し、ふたなりは生物学上は「女性」であるため、これを好む男性は同性愛ではなくなります。そのため、ふたなり好きである男性は決してホモには当てはまりません。
これで終わってもいいのですが、私はこの議題の根本的な部分、つまり
「なぜ大衆はふたなり好きをホモと罵るのか」
という点に着目しました。これが本記事の本題となります。
以降、「ふたなり好きをホモと罵る連中」の事を”彼ら”と呼称します。
上で述べた通り、ふたなりは女性であり、これを好む男性は男性同性愛者にあたりません。にも関わらず”彼ら”がホモだというのには理由があります。
一般的な女性を好む人を”彼ら”はホモとは言いません。しかし、ふたなり好きにはそれを言う。それは何故か。
一般的な女性とふたなりとの相違点、皆様はとっくにおわかりでしょう。アレです。
そう、ちんちんです。
※これはタンタン
つまり、”彼ら”は「ちんちんを有している」という、ただそれ一点においてふたなりを「男性的だ」と捉え、ふたなり好きを「ホモだ」と罵っていることになります。
ここで、衝撃的な事実が発覚します。それは彼らの着眼点についてです。
彼らがふたなり好きを罵るのはちんちんの有無であるということが明らかになりました。
しかし、思い返してほしい。
一体いつ、ふたなり好きが「ちんちんで抜いている」と言った?
”彼ら”はふたなり好きがふたなりのちんちんに性的興奮を覚えている、という先入観で物事を判断しています。
つまり、”彼ら”はふたなり好きをホモと罵ることによって、「ふたなりの魅力はちんちんにある」と自分から暴露していることに他なりません。
ここまで来ると”彼ら”は論点を逸らしてきます。
「結局ちんちんで抜いてるお前らはホモだろ」と。
確かにカツサンド(ふたなり)を好む(好む)者がカツ(ちんちん)を嫌い(嫌い)だとは思えません。寧ろカツ(ちんちん)に惹かれてカツサンド(ふたなり)を食べている(抜いている)人も多いでしょう。以前、私はカツ丼(エロ漫画)よりカツ(ちんちん)に重きを置いていると述べました。今回のケースはまさにそれです。
ではカツ(ちんちん)が好き(好き)な人はホモなのか、という問いですが、私はそうは思いません。
理由は簡単です。
男性器は好きでも男性は好きではないからです。
そもそも、このジェンダーフリーの時代に「男性器」って言葉はナンセンスではないですか?現に「女性」であるふたなりには「男性器」が付いています。
「男性器」は男性だけのものだと思っていませんか?
ちんちんは男女平等に与えられるものだと私は思います。私は幾度となく「なんでわざわざ女性にちんちんを付けるのか」と問われてきましたが、その度に「あればあるだけいいだろうが*2」と返してきました。今こそちんちんの在り方について深く考えるべきではないでしょうか。
大幅に脱線した気がしますが、要するに「ちんちんが好きなだけでは決してホモではない」という事です。このブログによって迷えるちんちん好きを救える事ができたら幸いです。
ちなみに、「変態だろ?」と言われると負けます。
終
爆発オチなんてサイテー!
男ふたなりの件については今回割愛しましたが、こちらを好きな男性はホモの可能性があります。