わるいてぐせ

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ハースストーン備忘録:自傷ウォリアー

 

はじめに

 

スタンダード王道のデッキ紹介です。オリジナルの自傷ウォリアーでレジェンドに到達できたので嬉しくなって記事にしました。

デッキ紹介

上にも書いた通り自傷ウォリアーの紹介となります。アグロデッキなため決着が早くラダー向きです。相性は回ってしまえば勝ち、処理され続けると負けって感じでわかりやすかったです。勝率は48-22で68.5%でした。Tracker付けたのがプラチナ1くらいからだったのでほぼダイヤ帯での戦績になります。

 

 

hearthstone.blizzard.com

 

 

【デッキコード】

AAECAZvhAwKB3AS53QUOje0DtJ8EvKwEnNQEvNsE/9sEvuIE3e0EnO8EiYMFyJIFzZIFj5UFkaMFAA==

 

カード紹介

コスト順に紹介。個々のカードの詳細については上記サイトから確認できます。また、説明にはカードの略称を使用することをご了承ください。

 

 

ウォーソングの使者

1コス1/3ミニオン。1ターン目に着地できると嬉しい。逆上によって破壊的な攻撃力を獲得できるので終盤のフィニッシャーとしても優秀。

 

サンフューリーの勇者

新拡張で実装された全体自傷カード。火炎呪文にのみ反応する火霊術師で、後述する火炎呪文との相性が良い。テンポ置きすることも多いが、基本的に全体打点として使わないと弱い。扇動しろ、誰がボスか教えてくれ。

 

旋風剣

自傷用カード。全体自傷カードとしてとても優秀なためサンフューリーと同時採用にしている。最近見かける自傷ウォリアーではあまり見かけないが、間違いなく強いため採用をオススメしたい。

 

鮮血の深淵

自傷用カード。場所カードにしては比較的地味だが、このデッキにおいては無類の強さを発揮する。単純に打点を上げることができる他、コストの先払いができるのもポイントが高い。また、相手も対象に取れるため、処理のときの打点の調整に有効。ただし、1度使用すると次の使用が2ターン後になるため、使うタイミングの見極めが難しい。状況に応じて上手く使いこなしたい。

 

アニマ抽出者

バフカード。自傷ウォリアーを支えている1枚。このデッキは4-5ターン目を目処に動いていくので、2-3ターン目にテンポを失わないようにする必要がある。序盤からこれを置けると、次の手のテンポを取りやすくなって勝ちに繋がりやすい。前述した全体自傷カードと組み合わせると非常に強力なミニオンを生成できる。

 

イカれたゲス

火力要員。走れるアマニの狂戦士、強い。深淵と合わせてリーサルを狙いにいくことが多い。逆に言うとテンポで置いても弱いため、アニマでバフして相手の顔面を殴ってやろう。

 

猟奇的な料理人

ドローソース。ウォリアーはドロソに乏しいので、顔面を殴りながら手札の補充ができるこのカードは強力。スタッツも1/4と優秀で「自傷ウォリアーと組み合わせてくれ」っていうBlizzardの意図が見える。え、見えない? 手札によっては2ターン目にテンポで出すことがある。

 

力の残火

新拡張で追加された火炎シナジーカード。ウォリアーにしては珍しいトークン複数体生成、ドルイドイバラ生えの番兵とほぼ同じ。前述のサンフューリーと合わせて自傷ミニオンを3体並べられるのでとの相性バッチリ。後攻2ターン目コインから3ターン目サンフューリー残火の動きが強力。また、6ターン目に3枚同時に使うことができる上、残火のインクの染み(マナ渇望のことです)も活用できる。

 

烈火のパワー

新拡張で追加された火炎シナジーカード。一見強そうなバフカードだが、使ってみると思ったより地味なパワー。サンフューリーと合わせて使ってもバフがかかってから全体自傷になるのでそうじゃない感が強い。それでも侍祭等をバフする動きや詰めでの運用では光るものがある。1枚でもいいと思ったが、火炎呪文を減らしたくなかったため2枚採用している。

 

チビドラヒッター

ドローソース。「新時代の侍祭だ!」ともてはやされていたら本物が帰ってきたため微妙な立場にいる。効果としては主に逆上の1ドローを利用する形で、他としては体力の多いスタッツを買って採用した。

 

苦痛の侍祭

ドローソース。古来よりウォリアーのドローを支えてきたミニオンアニマでバフをすることができ、深淵旋風剣自傷ができるため、手札補充にかなり貢献してくれる。

 

武器の専門家

武器サーチ、武器を握っていれば強化もできる強力なカードで効果が一切腐らない点が高評価。特に斧はこのデッキの要なのでタッチできるカードがあるのは心強い。これからもいろんなウォリアーデッキでお世話になるであろうミニオン

 

満力の斧

バフカード。このデッキの主軸で、これが強いからこのデッキが強いとも言える。特に体力を+2できるのが非常に強力で、武器を振れば自傷分を補うことができる。また、武器カードなため、盤面をこれで処理しながらミニオンは顔面を殴りにいけるのも凶悪。吸魂効果は地味だが意外と馬鹿にできない火力が出る。

 

ソーリベローレ

新拡張で追加された火炎シナジーカード。標準スタッツに急襲が付いているので単純に盤面が取れる。その上、断末魔が発動すれば火炎呪文で復活できるので、のバフに繋げやすい。また、1ターン中複数回復活できるのを利用して詰めの挑発どかしにも一役買ってくれる。劇的に強い訳では無いが、かなり面白い性能をしたミニオン

 

フェニックスの光

ドローソース。火炎呪文なのでサンフューリーの起動に使えるが、コスト軽減条件が自傷なのでちょっとちぐはぐになっている。それでも低コス2ドローは単純に強力。コスト軽減条件には自分のヒーローも含まれているため、序盤はなるべくヒロパを押さないようにしたい。

 

殺戮者オルグ

フィニッシャー兼全体除去。深淵の恩恵はあまり得られないが、アニマのバフと爆発的に相性が良く、突然相手を破壊することもできる。アグロ相手には除去として使うと、大型を展開しながら盤面を返すことができるので効果的。雄叫びのバフ対象は相手のミニオンも含まれる事を頭にいれておきたい。

 

差し替え候補

アイアンディープのトログ

1コスミニオンの顔ではあるが、自身のスタッツが貧弱なので場持ちが悪く、相手のミニオンに踏まれやすかったため採用していない。

 

サー・フィンレー・マルグルトン

腐りがちなウォリアーのヒロパを変更できるミニオン。できれば採用したいが、任意のヒロパを押すより手札のカードを使う動きの方が強く、そもそも枠がないため入れられなかった。

 

腐敗の卵

場持ちの良いミニオン自傷すれば動かせる上、相手から放置されやすいのでかなり適正がある。フィンレー同様、枠がなく入れられなかったが、かなりオススメのミニオン

 

暴動!

自傷カードではあるが、コストや呪文系統の観点から他のカードを優先して入れた。

 

残酷な現場監督

やってることは深淵と同じだが、場にミニオンがいないと使えないため2マナでありながらテンポで置くことができず、自身のスタッツも標準なため安定しないと思い不採用となった。

 

ロカラ

環境的に「ロカラで盤面を取りながら他をバフする」動きを再現できそうになかったのと、テンポで動く場合の方が圧倒的に強いため採用を断念した。

 

太陽の炎の鍛冶

火炎シナジーカードであり効果もそれなりに強いが、4ターン目でこれをやるにはあまりに遅く、3ターン目に斧を握っている場合武器の装備効果が邪魔になるため採用を見送った。

 

 

立ち回り

先も言いましたが、基本的に回ったら勝ち、処理されたら負けのデッキです。そのため、どのデッキに有利というのははっきりとは言えません。逆に青デスナイトローグのように盤面を取り続けられるデッキにはめっぽう弱いです。また、インプウォーロックのようにこちらより早く強い盤面を作れるデッキにも不利です。

 

立ち回りとしては1-2ターン目にミニオンを展開し、3-4ターン目で斧を使い盤面を強化してテンポを取り詰めにいきます。

マリガンでは深淵アニマをキープすることが多かったです。先行ではテンポ通りに動ける手札のときはそのままキープしたりしてました。後攻ではサンフューリー残火斧が揃うとかなり強力です。

 

デスナイト相手はマリガンの段階で相手のルーンがわからないので、とりあえずテンポ通りに動けるようにします。赤デスナイト相手は前のめりに殴りにいきます。緑はお互いに盤面除去をするので全体自傷を使えると勝ちやすくなります。マロウガーが出てくる前に終わらせましょう。青デスナイトはかなり厄介で顔面を凍結されるとが使えなくなり、盤面は呪文で除去されるのでかなり不利です。速攻で盤面を作ってテンポを取り続けましょう。

メイジは現環境的に盤面にミニオンを展開してくれるので積極的に自傷シナジーを活かせます。こちらのデカブツに対して氷風内殿の凍結で遅延してきますが、処理はしにくいようなのでガンガン展開して盤面を形成しましょう。

インプウォーロック相手は4ターン目のイタズラインプまでの展開を相手がしてくるかどうかに依り、全体除去やバフでしのげなければ負けます。圧倒的に不利な相手です。一方、機雷ウォロ相手はデカブツを作ると除去されにくいので勝ちの目があります。

パラディンには序盤の盤面争いに勝てるように旋風剣深淵を積極的に使います。ピュア型はAOEに乏しいので横展開してでバフすると勝ちやすいです。

 

対戦の様子

実際のリプレイをHSReplayにて見ることができるのでご覧ください。大体ダイヤ3~1帯でのものとなります。リプレイの機能上、場所カードが表示されていない場合があるのでご注意ください。

 

対青デスナイト

https://hsreplay.net/replay/UWJPPduDCcF6L8EBFjZK7b

対赤デスナイト

https://hsreplay.net/replay/UxJHqWKYRpNh7W6Wopeuit

対メイジ

https://hsreplay.net/replay/niikGnq66wZdPQtQXzkweK

対インプウォーロック

https://hsreplay.net/replay/md3SAgtP7iZwJVMKzrNH6V

パラディン

後攻サンフューリー残火斧

https://hsreplay.net/replay/8ML4QBGEHmU7bdfo9RyfJi

対ローグ

後攻サンフューリー残火斧

https://hsreplay.net/replay/68ssUyHjWKQCW3LGBoPsf6