こんばんは、つるあしです。
昨日、3日間にわたる大学祭が終了しました。めとぽけのブースにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。また、行きたかったけど行けなかった皆様、来年はぜひお越しください。サークル員一同、心よりお待ちしております。
さて、今回の記事の内容ですが大学祭で使用したデッキについて書こうかと思います。
僕は基本的にカードをメインにやっている人間です。大学祭でもカードを担当させていただきました。それにあたって、こちらとしても環境トップのデッキを握って一方的に殴るような展開にはしたくないなぁなどと思い、面白いデッキを組もうと決めました。(ちなみに去年の大学祭ではクソつまらないデッキを使ってしまった) そこで思いついたのがカード屋に寄ったら50円で売っていたので思わず4枚買ってしまったアクジキングGXを使ったデッキです。
まずはアクジキングGXというカードについて見ていきましょう。
アクジキングGX HP210 悪タイプ
悪 くいちらかす
自分の山札を上から5枚トラッシュし、その中にあるエネルギーをすべて、このポケモンにつける。
悪悪悪無無 タイラントホール 180
GXワザ
悪悪悪悪悪 グラトニーGX 100
このワザのダメージで、相手のポケモンがきぜつしたなら、サイドを2枚多くとる。
逃げる 無無無無
体格同様、たねポケモンにしては破格のHPを持っていますが、その分要求エネが多いというポケモン。この圧倒的なエネルギーの多さを何とかしなければ使いこなすことはできません。うーん、どうしたものか…。
よく見ると上のワザに魅力的なことが書いてあります。要するに山札にたくさんエネルギーがあれば速攻で要求エネを確保することができるわけです。おお!これでいいじゃん!
というわけで誰もが考えたであろうアクジキングデッキがこちら。
僕「すごい!つよそう!」
いやいや、落ち着け。後攻1ターン目に1体目を立てられるのは強いが、2体目以降の動きが弱すぎる。これは正直無いと思いました。もっと動きやすくエネをたくさん付けたい…。
と、次に考えたのがアオギリミロカロスです。使うのは特性「エナジーグレイス」
当然ですがアクジキングGXはEXポケモンではないのでエネルギーを付けることができます。グラトニーGXもありますしサイドの追い上げもできるのでデメリットのきぜつもなんとかなりそうです。これならそこそこ戦えそう。
と思ったんですがそこそこエネルギーを入れるアクジキングデッキは手札の管理が難しく、アオギリをうまく決めることができませんでした。また、残りの2エネを二子玉で賄うとGXワザが打てないという弊害もありました。
悪エネルギーを無尽蔵に、しかも早い段階で付けることができるポケモンなんているわけない…。やはりアクジキングはネタデッキの域を出ることはできないのか…。
\いるさっ ここにひとりな!!/
これだ!!!!!!!!!!
というわけでハクリューアクジキングを組むことにしました。ハクリューのワザ「りゅうのいのり」で悪エネルギーを大量に付けてアクジキングで殴るというわかりやすいデッキです。普通のコンボデッキと違うところはコンボ起動役のハクリューが腐らないという点です。よくわからないと思うのでこちらを見ていただきましょう。
なんと進化時HPを満タンにできるのである!アクジキングのHPは210。闘魂のまわしを付けると250まで伸びるので、弱点を突かれでもしない限り一発でやられることはまずありません。ファイトメモリを付けたシルヴァディのターボドライブでも倒れないのは流石と言ったところですね。そして、一発耐えれば「まんたんのかぜ」でHPが全回復します。化け物か?
というわけで実際に大学祭で使用したデッキのリストはこんな感じです。画像が見にくいという方はコチラをご覧ください。http://www.gachalog.com/list/46545096?
ハクリューアクジキングにカイリューやダークライEXを入れて戦いやすくしました。ミニリュウやハクリューを呼ぶのにレベルボールを採用したら、まさかのオドリドリまで呼んでくることができて、まさに一石二鳥。
使用感としてはそこまで悪くない感じでした。やはりGXワザのサイド取りが強いですね。Nを使って相手の手札を減らしてからサイドを一気に4枚取るみたいな動きができた時があって、残りサイド6-1から見事大逆転勝利することができました。前述したカイリューの動きもできてかなり楽しいデッキでした。
問題点としてはアクジキングがやられるだけで立て直すのがかなりキツいところですね。一旦ハクリューを挟まなければいけないので、アクジキングが動き始めるのが最速で3ターン目からとなり、その間に展開されると巻き返すのがかなり難しくなります。
また、自分のデッキには入れ替えカードがグズマのみなので、初手でアクジキングのみの場合、逃げるかグズマを使うかしかベンチに戻す手段が無く、困るような展開が多々ありました。
さらに、トラッシュからエネルギーを戻すカードが無いので2体目のアクジキングが立てられない、なんてこともありました。実際にエネルギーを大量に消費するデッキなので、いつの間にかデッキにエネルギーが無いことがそこそこあって厳しかったです。
この辺りの改善策はおそらくいくらでも出るのでここには書きませんが、問題点以上によく回ってくれたと思います。自分の性格とも噛み合っていて本当に楽しくプレイできました。
余談ですが、身内で対戦した時は MボスゴドラEX 対 アクジキングGX となり、完全に大怪獣バトルでした。
即興で作ったためにかなり練りの甘いデッキとなってしまいましたが、仕上がりとしては上出来だと思っています。この記事を読んで、少しでもアクジキングを使ってみようかなと思っていただければ幸いです。
それではまた。